シルエットソフト
(Silhouette Soft®)
立体的にリフトアップ&小顔形成
立体的にリフトアップ&小顔形成
シルエットソフト(Silhouette Soft®)とは

シルエットソフト(Silhouette Soft®)はイギリスの製薬会社のSINCLAIR社が開発しアメリカの製造工場で作られています。
また、アメリカのFDAを取得している、たるみ治療や、コラーゲンの生成、小顔形成で使用される溶ける素材でできている糸リフトになります。
メスを使用しないので、切らずに治療を行うことが可能です。
日本市場で出回っていた、「3Dリフト」という糸リフトは、シルエットソフトの古いタイプの商品になります。
カウンセリングから手術の流れまでの動画
実際に当院の遠山医師が行ったシルエットソフトのカウンセリングから手術までを動画でご紹介しています。
カウンセリングやデザインの雰囲気や、麻酔、挿入方法、手術直後の雰囲気などをご確認いただけます。
商品説明イメージ動画
シルエットソフトの商品説明動画です。
挿入方法や、コーンの形状、たるみの仕組み、コラーゲンの生成イメージなどをご覧いただけます。
このような方に向いています

- 法令線が気になる方
- 小顔にしたい方
- ゴルゴライン(ミッドチークライン)が気になる方
- マリオネットライン(ブルドックライン)が気になる方
- すぐに効果を出したい方
- たるみが気になる方
- フェイスラインが気になる方
- しわが気になる方
- 肌のハリが欲しい方
- 顔だけぽっちゃりしている事が気になる方
- 将来のたるみやシワに対する予防をしたい方
- 溶ける糸で施術をしたい方
- FDA認可の糸リフトで治療をしたい方
コーンタイプ

シルエットソフトのコグはコーン状(円錐状)になっています。
コグがコーン状になっている形状は、非常に珍しいです。
コーンの大きさは、高さが2.53mm、底辺が1.28mm、頂点が0.3mmになります。
コーンが双方向に向いている

コーンは双方向に向かい合ってついています。
8個、12個、16個ついているタイプの3タイプあります。
コーンの間隔は8個の場合、5mm間隔で、12個と16個の場合は8mm間隔でついています。
シルエットソフトの長さは8個の場合30cm、12個の場合27.5cm、16個の場合26.8cmになります。
皮下組織との接地面積が広い

コーンタイプの最大の特徴は、皮下組織との接地面積が広い点になります。
バーブ(トゲ)タイプの場合は、コグが設置する面積はこの図のようにバーブの付け根だけになり狭くなります。
一方コーンタイプの場合、コーンが円錐状の筒型になっているため、筒の外側と内側の広い面積で皮下組織に設置します。
皮下組織に設置する面積が広いと摩擦が大きいので組織をしっかり上に持ち上げることができ、またコラーゲンの生成にも寄与します。
コラーゲンも生成

シルエットソフトを挿入すると、体が異物反応を起こし、糸とコーンの周りにコラーゲンが生成されます。
このコラーゲンを「コラーゲントンネル」と呼びます。
コラーゲントンネルは、糸が体内に吸収されなくなった後もしばらく存在しつづけます。
挿入方法

シルエットソフトは、頬の中央から挿入し、法令線の方に向かって通します。
通した針は法令線を貫通して表面に出ます。
そして、今後は逆方向にこめかみに向かって糸を通し、針をこめかみから外に出します。
片側4本から5本程度ずつ挿入します。
Step1

頬に針を刺します。
そして、頬法令線とこめかみの2方向に向かって糸を通します。
Step2

コーンが皮下組織に引っかかるので、このように医師が糸を引っ張るとたるみが上に上がります。
Step3

骨吸収や筋委縮などで顔のボリュームロスが発生しているところに脂肪を寄せることでボリュームロスを改善し、フェイスラインを立体的に形成します。
シルエットソフトは顔を立体的にできるので、「3Dリフト」とも呼ばれています。
Step4

皮膚から出ている糸を綺麗に切って完成です。
PLLA & PLGA

シルエットソフトは糸の部分はPLLA(ポリ-L-乳酸 : poly-L-lactic acid)、コーンの部分はPLGAという2種類の医療用の溶ける素材が使われています。
PLLAは生分解性ポリエステルのひとつPLA(ポリ乳酸 : Polylactic Acid)のL体になります。 PLGA(乳酸-グリコール酸共重合体:Poly lactic-co-glycolic acid)は体内への使用がFDAで承認されている医療用素材になります。
PLAは植物を原料として生産されており、 PLGAは約8か月~約10か月で、 PLLAは約15か月~約18か月で吸収されてなくなります。
体内に吸収された後も、生成されたコラーゲンはしばらく体内に残ります。
症例写真
30代女性 たるみ、小顔、予防

左が手術前で、右側が手術直後の写真です。
手術直後でも腫れも内出血もほとんどありません。
30代の方です。たるみ治療とフェイスラインを小顔にするためにシルエットソフトを挿入しました。
フェイスラインをはっきりさせるために顎下付近にも挿入しています。
片側5本ずつ挿入しました。

手術中の写真です。向かって左側のみ糸リフトを挿入した状態です。
向かって左側だけ、目元が上がり、フェイスラインも上がっている事が分かります。

フェイスラインに落ちてきている脂肪が縦と横に位置移動したため、引き締まった顔になり、小顔の印象になりました。
写真だと小さいため分かりづらいですが、実際に見る印象ではかなり小顔になっています。
顎先がシュッとした印象になります。
■1か月後

左が手術前、右が1か月後の状態です。
フェイスラインがVラインになっていて、顔もシュッとした印象になっています。
写真では伝わりづらいですが、実際はかなり小顔になった印象です。
コラーゲンが生成されるため、徐々に肌のハリもでてきます。
たるみの予防効果もあるため、老化によりたるむスピードを遅らせることができます。
他の角度から見た症例

続けて私、医師の遠山が行ったシルエットソフトの手術前と手術直後の症例を多方向からご紹介します。
■斜め右向き -手術直後-

向かって斜め右を向いている状態です。
■斜め右向き -1か月後-

手術直後にあった、糸の挿入による皮膚のデコボコがなくなっています。
■斜め左向き -手術直後-

向かって斜め左を向いている状態です。
■斜め左向き -1か月後-

顎下のたるみが無くなり、フェイスラインも上に上がっています。
エラの位置も上になっています。
頬も上に上がっています。
■右向き -手術直後-

右を向いている状態です。
■右向き -1か月後-

手術直後にあった傷跡もわからなくなっています。
フェイスラインがシュッとして、顔が小さくなっているので、首が長くなっている印象です。
■左向き -手術直後-

左を向いている状態です。
■左向き -1か月後-

糸によるデコボコもなくフェイスラインがシュッとしました。
主なリスク、副作用等 |
術中は、麻酔が効いているので糸を挿入した際にグイっと挿入される感覚があります。 痛み止めで治めることが可能です。 術後はツッパリ感があります。 皮膚を引き締め、コラーゲンを生成する為に、むしろツッパリ感があるということは効果が感じられているということになります。2,3週間以降は皮膚のハリが感じられます。 顔が引っ張られる感覚があっても過度なマッサージは避けて下さい。 不快に思うツッパリ感は1週間程度でなくなります。 腫れが出る場合は1週間程度むくみのような状態が続きます。腫れは麻酔の注入量に左右される傾向があります。 こめかみ付近にできるので髪の毛で隠せるので気になる方はほとんどいらっしゃいません。 糸リフトの糸は細い糸なので、凹凸することが数か月続くことはほぼありません。 感染症が発生する主な理由として、糸を挿入した際に髪の毛が入ってしまう事があげられます。 手術中、髪の毛が入らないように気を付けることで防ぐことが可能です。 また、注射針は使い捨て物のを使用しています。 同日の施術は推奨しておりません。 翌日から飲酒可能ですが、内出血がある場合は悪化させてしまうので、内出血が引くまで飲酒は控えてください。 |
デメリット
傷跡と針穴が多い

シルエットソフトのデメリットとしては、針穴が多くなってしまう点になります。
一般的な糸リフトの場合、こめかみ穴を空けてそこから扇状に糸を挿入しますが、シルエットソフトの場合、中央からこめかみと下の方に向かって双方向に糸を通し、最後に皮膚を貫通させて糸を出すので、この画像のように針穴が多くなってしまう点があります。
針穴の傷跡はこの画像のようにフェイスライン上に生じるため髪の毛で隠せるので、傷跡を気にされる方はほとんどいらっしゃいません。
傷跡もほとんどの場合1週間で分からなくなります。
■1か月後

1か月後の針の刺入点です。
傷跡が消えていることがわかります。
痛み

どの糸リフトの手術にも言えることですが、手術中と手術後の痛みが考えられます。
手術中は針を刺すので麻酔をしなければ痛みを感じます。
しかし、手術前に麻酔テープと麻酔クリームを塗ることで痛みを緩和できます。

手術中は、麻酔液を注入するので、麻酔液の注入時にチクッとした痛みは感じますが、その後は痛みを感じません。糸の挿入時のグイっとした感覚はあります。
手術後はズキンズキンずとした痛みがありますが、1週間かけて緩和していきます。この手術後の痛みは生活に困る程度の痛みではありません。また痛み止めを飲めば抑制できる程度の痛みです。
術後の痛みは出ない方はほとんどでません。
手術直後の凸凹

手術直後は糸を挿入した部分が盛り上がり皮膚が若干デコボコする場合があります。
この方の場合は、片側のみ若干デコボコしましたが、両側ともデコボコする場合もあります。
ただ、この症状は皮膚を持ち上げているため、手術直後におこるのみで1週間程度で落ち着きます。
■1か月後

糸が皮膚に馴染むので、1か月後にはデコボコが無くなっています。
腫れや内出血

手術直後は腫れや内出血がある場合があります。
この方の場合はほとんど腫れませんでしたが、麻酔液の量が多い場合や体質で手術後むくみのような腫れが生じる場合があります。
その場合も1週間程度で落ち着きます。
内出血は針の刺入部に生じますが、こちらも1週間程度で分からなくなります。
本数の数え方

シルエットソフトは、双方向に糸を挿入するため、1組2本の形になっています。
シルエットソフトの概要
手術料金 | ¥38,500/1本 ¥77,000/2本1組 |
---|---|
施術時間 | 麻酔クリームの時間を含め1時間程度 |
通院回数 | 特に必要なし |
カウンセリング当日の治療 | 可 |
入院の必要性 | なし |
制限事項 | なし |
仕事・外出 | 可 |
その他特記事項 | なし |
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
最新の日本美容外科学会 学会長としてのご報告

2019年4月に行われた、第107回日本美容外科学会で共立美容外科・歯科の理事長の久次米秋人が務めました。
2020年は日本美容外科学会が中止となりましたので、2021年時点で最新の美容外科学会になります。
当学会では、2日間にわたり、特別講演やシンポジウムなど30ものプログラムを通して、国内外から参加した登壇者と参加者とが一丸となり、美容医療の発展に寄与しました。
当院としても、移り変わる社会からの美容医療への要求に対して、お応えできるよう日々研鑽(けんさん)を積んでまいります。
学会の様子についてはこちらをご覧ください。
内閣府認定 日本美容医療協会

日本美容医療協会(JAAM)は、内閣府から認定された美容分野の公益社団法人です。
「すべての人に美しくなってほしい」ことを目的としています。
当院の久次米秋人理事長は日本美容医療協会の理事として、皆さまと専門医をつなぐ架け橋になるよう努めています。
当協会は美容分野で唯一、内閣府より公益社団法人の認定を受けています。
様々な科目の専門医が在籍

当院には、様々な科目の専門医が在籍し、当サイトも執筆、監修しています。
例えば、日本形成外科学会が認定する形成外科専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本麻酔科学会が認定する麻酔科専門医、日本抗加齢医学会が認定する専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本救急医学会が認定する救急専門医、日本旅行医学会が認定する認定医、日本禁煙学会が認定する認定指導医です。
様々な科目の専門医や出身者による総合的な医療の上に成り立っているのが、共立美容外科なのです。
定期的な研修や勉強会を開催し、IMCAS(世界皮膚老化会議)などの参加を通じて、医療技術の向上に努めています。学術研究についてはこちらをご覧ください。
医学博士も在籍

当院には、医学博士の新妻 克宜医師が在籍しています。
学会発表などアカデミックな視点からも、美容医療の向上に努めています。
そして、全ての医師が解剖学を学んでいます。
早稲田大学の経営管理研究科と提携

共立美容外科は早稲田大学の経営管理研究科と2017年から2021年現在まで、提携講座を開設しています。
当院のスタッフが、接遇サービスや、おもてなし、どのようなクリニックが選んでいただけるかといった講義を行っております。
また、「真っ当な医療を患者様に丁寧に届ける」という企業理念を崩さないことが大切であるという話もしています。
この理念は、クリニックとして開院以来30年間一貫しています。
当院のサービス向上部門には、早稲田大学大学院のMBAや博士課程のスタッフが複数名在籍し、スタッフの人材育成に努めています。
早稲田大学との提携講座を通じ、患者様にご満足いただけるような接遇サービスの向上に日々、努めています。
「日本美容外科医師会」認定医療機関

「日本美容外科医師会」は、美容外科医が中心となり、美容医学の推進と美容医療の質向上を目的として結成された特定非営利活動法人です。
所属するには、以下の条件を満たしていなければなりません。
・院長は医師会の会員であること
・共済会に加入して三年以上であること
・過去に重大事故(後遺障害3級以上)をおこしていないこと
さらに、以下の審査項目があり、これらも認定への大切なポイントとなります。
・美容外科110番でのクレーム状況
・美容外科への貢献度
・医師としての倫理感
・手数料、更新料の支払状況
これらの審査基準を満たして日本美容医師会に所属しているということは、クリニック選びの重要な指針となるはずです。
また、当院の久次米秋人理事長は、日本美容外科医師会の理事として美容医療を通じて医学の進歩と社会の福利に貢献するよう努めています。
新型コロナウイルス感染症に対する院内の取り組み

厚生労働省対策本部の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解(令和2年3月9日及び3月19日公表)を受けて、院内の備品、施設の消毒管理、外気の取り入れ(換気)、全てのスタッフの体調管理等を行っています。
詳しくは、下記ページをご覧ください。
共立美容外科で受けられるたるみ治療
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糸リフト
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注射
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美容マシンによるリフトアップ
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手術によるリフトアップ
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目元のシワたるみクマくぼみ