傷跡や再発に配慮したわきが手術
超音波
+ローラークランプ法
超音波+ローラークランプ法とは?

超音波+ローラクランプ法は、当院が開発し特許を取得した、手軽にできる「わきが手術・多汗症治療」です。
臭いや多汗の原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺をしっかりと除去する手術です。
症例写真

2021年10月に行った症例です。
左が手術前、右が手術10秒後の状態です。
皮膚表面の下にある皮下組織をたくさん削って吸っているので、匂いや汗の基となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺がなくなっているので、手術後は皮膚が薄くなっていることが分かります。
手術直後の動画です。
できるだけ根こそぎ吸引しているので、引っ張ると皮膚が伸びるほど、皮膚が薄くなっています。
切開していないため、表面の組織にも傷がついていません。
手術直後の傷跡

ローラークランプの挿入口の手術直後の傷跡はこの程度です。
青い部分はデザインした際のペンのインクのため、傷跡自体はほとんどわかりません。
傷跡がほとんど残らないのは、傷跡保護器具KBシースを使用しているためです。
日本美容外科学会専門医が分かりやすく解説
日本美容外科学会専門医の磯野分院院長がわきが多汗症手術について医学用語をあまり使用せずに、分かりやすく動画で解説してます。
保険適用の手術と自由診療の手術の違いやローラークランプ法の手技や傷跡を残さないようにするKBシースについて、そして手術後の生活の制限や腫れや内出血などのダウンタイムなどをご確認いただけます。
吸引力をバナナで実験
共立美容外科で行っている超音波+ローラークランプ法という手術のローラークランプの吸引力をバナナを使って実験しています。
実験結果からもわかるように、ローラークランプは匂いや汗の原因となるエクリン汗腺やアポクリン汗腺をできる限り取り残しを少なくし、しっかりと吸引することができます。
動画の前半ではわきが全般について、後半でバナナの実験をご紹介しています。
掃除機のイメージ

ローラークランプをわかりやすく例えると掃除機です。
匂いや汗の元となるエクリン汗腺やアポクリン汗腺をローラーで吸引しやすくしながら吸引します。
わきがとは

「わきが」とは、脇の下から気になる臭いが出てしまう症状のことです。体臭はだれにでもあるものですが、臭いが強いのが「わきが」です。
わきがの原因は、脇の下にあるアポクリン汗腺からでる汗が皮膚にある細菌と混ざり発酵して臭いが強くなることです。そのため、アポクリン汗腺を適切に無くせば、強い臭いはなくなります。
多汗症とは

「多汗症」とは汗が過剰に出てしまう症状のことです。多汗症の原因となるのは、エクリン汗腺です。
エクリン汗腺は99%が水分できていて、さらっとしている汗を出す汗腺です。体温の上昇に敏感に反応します。エクリン汗腺が過剰に反応してしまい汗が多く出てしまうのが多汗症です。
脇の下のエクリン汗腺を適切に処理することで、多汗症を治すことができます。
脇の汗腺について

人の脇の下には臭いや多汗の原因となる2つの汗腺(かんせん)があります。「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」です。
アポクリン汗腺はわきの臭いの原因となる汗腺です。アポクリン汗腺から出る汗が雑菌により分解されると、脇から強い臭いを発するようになります。これがわきがと言われているものです。
一方、エクリン汗腺は、臭いは出しませんが、過剰に汗を出してしまう汗腺です。過剰に汗が出てしまう症状が多汗症と言われるものです。
わきが手術・多汗症治療

わきが・多汗症の治療方法には様々なものがあります。
例えば、切開法や剪除法、イナバ式などは、アポクリン汗腺やエクリン汗腺が沢山取れてよい手術ですが、ダメージが大きく、術後のケアがとても大変です。
一方、一般的な吸引法やレーザー治療はダメージは少なくて済みますが、汗腺を取ることはほとんどできません。
超音波+ローラークランプ法は傷跡や効果など、従来のわきが手術・多汗症治療の欠点を改良して開発された当院オリジナルの手術方法です。
超音波を掛けた後に、施術を行い、わきが手術・多汗症治療をします。
重度から軽度の症状までケアできます。
わきが・多汗症といっても重度の方から軽度の方までいらっしゃいます。
共立美容外科では、症状に合わせて、最適な方法をご提案しています。
超音波+ローラークランプ法は、重度のものから軽度のものまで幅広く対応することが可能です。

超音波+ローラークランプ法
傷跡が残らず、痛みもほとんどなく、しっかりとわきが手術・多汗症治療をできます。
ミラドライ
ミラドライは、マイクロ波を照射することで多汗症を治療します。臭いに関しては、超音波+ローラークランプ法に劣ってしまいます。
モニター様募集

現在共立美容外科では渋谷院限定で、剪除法(せんじょほう)のモニター様を募集しています。
剪除法はローラークランプ法とは違う手術方法です。
モニター様の条件
- ①医師
副総括院長の磯野智崇が行います。 - ②手術日時と場所
■患者様の手術希望日を優先していますが、希望日に手術ができない場合があります。
■募集時期は、2月10日まで限定です。
■手術場所は渋谷院になります。 - ③料金
両ワキ49,500円(税込み・保険適用外の自由診療)がかかりません。
※クーポン等とは併用できません。
※片ワキのみは行っておりません。 - ④モニター写真
お顔は掲載されませんが、ホームページ掲載用の手術前、手術直後、約1週間後、約1か月後、約3か月後の写真や動画を撮影させていただきます。 - ⑤お問い合わせ先
お電話
渋谷院専用:0120-340-428
※ご予約フォームからもお問い合わせできます。
「剪除法(せんじょほう)のモニター募集」と記載し、大変お手数ですが渋谷院を選択して、お問い合わせください。
小学生、中学生、高校生のお子様もお受けいただけます

共立美容外科の超音波+ローラークランプ法は、小学生のお子様から中学生、高校生のお子様までお受けいただくことが可能です。未成年の場合、将来性も考えて傷跡に配慮して手術を行います。
腋の匂いや汗でお悩みのお子様を抱えていらっしゃる親御様がいらっしゃいましたら、まずはカウンセリングにお越しいただき、医師にお子様の症状をご相談ください。
カウンセリング当日に、手術をお受けいただくこともできます。
3つの特徴
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特徴1当院開発、特許取得の方法
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特徴2傷跡が残らない。
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特徴3痛みが少ないように配慮

当院開発、特許取得の方法

当院は、約30年前の1989年に開院しました。その当時のわきが手術・多汗症治療は、脇をメスで大きく切って、エクリン汗腺やアポクリン汗腺を除去する方法が主流でした。
この方法は、脇に傷口ができてしまい、手術後は脇をあまり動かしてはいけないというダウンタイムもあり、患者様に負担をかけてしまう方法でした。
当院は美容外科なので、傷跡が残るのは美容という観点からもよろしくないし、患者様に負担をかけずにしっかりと治療できる方法はないかと考え、研究開発をしてできたのが「ローラクランプ」というわきが・多汗症の医療器具です。

施術で使用する「ローラークランプ」は、当院が開発し国際特許も取得しています。
1999年、パリの学会でも発表したこの手術法は好評を博し、現在でもフランスや韓国をはじめ、海外でもその効果が認められ使用されています。
似た名前を使い、施術を行っているクリニックもあるようですが、ローラークランプは当院が特許を取得していますので、共立美容外科でしか行われていない手術です。
使用している器具について
ローラークランプという医療器具は「ローラー」、「超極細の吸引棒」、「傷跡保護器具KBシース」の3つの部分で構成されています。

ローラー
皮膚をしっかり押さえながら吸引するためについています。ローラーで皮膚を抑えることで、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を吸引しやすくしています。
超極細の吸引棒
皮膚にダメージを与えないようにするため、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を吸引する吸引棒は数ミリ単位と、超極細になっています。
傷跡保護器具KBシース
吸引時に皮膚と吸引棒の摩擦で皮膚を傷めないようにするために、傷跡保護器具のKBシースがついています。KBシースのおかけで傷跡が治りやすく、痕が残りづらくなりました。
ローラークランプ法の仕組み
吸引法と違い、超音波+ローラークランプ法は、皮膚をローラーで抑えながら吸引するので、皮膚にダメージを与えずに、わきの臭いの原因となるアポクリン汗腺や、多汗症の原因のエクリン汗腺をしっかりと吸引することができます。

一般的な吸引法との違い

一般的に吸引法は、アポクリン汗腺やエクリン汗腺が取り切れないと言われていますが、ローラークランプには、一般的な吸引法で使われる吸引棒(カニューレ)に加えて、特殊なローラーがついています。
このローラーがしっかりと皮膚を抑えるので、広範囲にエクリン汗腺やアポクリン汗腺を取り除くことができます。
傷跡保護器具 KBシース

超音波+ローラークランプ法では、傷跡が残らないように、2~4mm程度の超極細の吸引棒(カニューレ)を使用して、臭いや多汗の元になる、エクリン汗腺やアポクリン汗腺を吸引します。
その際に、小さい傷が万が一でも残らないように配慮するために傷跡を保護する器具のKBシースを使用します。
KBシースは、共立美容外科が開発し特許も取得しています。また商標登録も行っています。
KBシースを装着することで、吸引棒(カニューレ)が往復する際に生じる、皮膚と吸引棒との摩擦を防ぐことができます。
その結果、摩擦から生じる皮膚表面へのダメージを防ぐことができ、傷跡を残らないようにすることができます。

上の画像は、術後4週間後の男性の脇の写真です。矢印の箇所が施術した部位ですが、傷跡がほとんど残っていないのがわかります。目を凝らせばわかる程度です。さらに時間がたてばほぼ消えてなくなります。

痛みに配慮
当院は、痛みに配慮して手術を行っています。


施術の際は、痛みに徹底的に配慮しています。
共立美容グループには、日本麻酔科学会の専門医、認定医、厚生労働省認定の麻酔科標榜医などが在籍しており、麻酔液もこだわりのあるものを使用しています。
また、痛みが少ないようにするために、極細の注射針を使用し、ゆっくり丁寧に麻酔液を注入しています。
手術中は、麻酔が効いているため痛くありません。
広範囲から吸引
ローラークランプ法で使用する吸引棒は2~4mmと超極細のため、わきの広範囲にアプローチできるので、取り残しなく、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を吸引できます。

解剖学を熟知

人の脇の下には、多くの神経や血管、筋肉が存在しています。
大事な神経や血管を傷つけないようにするために、共立美容外科の医師はみな解剖学を熟知しています。
また、アポクリン汗腺やエクリン汗腺は皮膚の表面に近い部分にあるため、適切な部位に適切な深さにカニューレを挿入し、皮膚表面を傷つけないように解剖学を意識しながら施術を行います。
わきが手術・多汗症治療の出版本
当院は1989年の開院以来、数多くのわきが手術・多汗症治療を行うと同時に、日々患者様にご満足いただけるよう研究してきました。その結果、豊富な症例をもとに、わきが・多汗症に関する専門書も出版しています。

このようなクリニックには注意しましょう
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保険治療でのわきが手術を謳っているクリニックで、「あなたの場合は保険の適用外です」や、女性に対しては「保険の治療では傷跡がひどく、わきを出せない」などの理由で、高額な自由治療の手術をすすめられたと、不信感を抱き、当院を訪れる患者さまが増えています。
数万円でできるなら、と思っていたら何十万もかかった、と後悔する前に、クリニック選びは慎重に行うことをお奨めします。 -
超音波やレーザーなどで治すというクリニックに多いのですが、「脇の範囲(照射範囲)」によって料金が変わることがあり、広告に出ている安い料金はごく狭い範囲で、わき全体だとありえないほど高額な請求をされることがあります。
事前に「範囲(照射範囲)によって料金が変わらないか?」を確認し、変わるのであれば自分のわきの範囲(タテ何センチ、ヨコ何センチ)を伝えて、大体の金額を聞くことをお奨めします
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おススメしないわきが手術・多汗症治療の方法

切開法
メスを使用する切開法は、傷跡が大きく、術後や術中の患者様の負担が大きいです。
また、大きく切開するため傷跡が残るリスクもあります。
当院で行う場合は、傷跡が脇のシワに重なるように傷跡に配慮して手術を行います。
保険診療の場合、傷跡が残る場合が多々あります

保険診療は費用的には安く済み、効果もあり、いい手術ですが、切開をするため大きな傷跡が残ってしまう事が難点です。脇の裏を見られることは、電車内でつり革を掴む時や、海水浴、温泉など日常生活で意外と多いです。
保険診療で臭いや多汗などのコンプレックスが消えても、傷跡のせいでノーズリーブが着れないなど、新たなコンプレックスで悩んでしまう治療は根本的な悩みの解決になりません。
また、保険診療の場合は、効果を得るために最低5cmの切開が必要と考えていますが、最近、剪除法、皮弁法で2~3cmくらいしか切らずに治療して、再発している患者さまのケースも多く診ます。
そのため、わきがや多汗症の手術には、傷跡が残らず再発の恐れがない共立美容外科でしか受けられない特許取得の「超音波+ローラークランプ法」をお勧めします。
自由診療と、保険診療の違い
※表は左右にスライドしてご覧いただけます。
自由診療(共立美容外科) | 保険診療 | |
手術方法 | 共立美容外科では 超音波+ローラークランプ法 切らない手術 |
剪除法、皮弁法 切る手術 |
手術時間 | 30~40分 | 60~90分 |
傷跡 | ![]() |
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色素沈着もほとんどなく、非常に皮膚の状態が良好です。ローラークランプでは、真皮の血管を傷つける事が少ないため、傷の回復が早く、皮膚への酸素と栄養の補給が滞る事がない為です。 写真に見られるように、ローラークランプ法の最大の特徴は、 ①傷跡が残らない ②タイオーバーの必要がない ③手術時間が短く、痛みがない ④永久脱毛の効果がある 等々、画期的な次世代手術といえます。 |
この患者さんは、まだ臭いが残っていると訴えています。これは、傷の周辺にアポクリン汗腺の取り残しがあるためです。このことは、この部分にはまだ多量の毛根が残っていることと一致します。広範囲の切除部分を引っ張って縫合する事から血管や神経を圧迫しむくんだり、しびれたり、ひきつりや腕の上下運動に支障をきたすことが多々あります。なにより忘れてはならないのは大きな傷跡が残ることです。 ※最近、保険治療のクリニックで、「傷跡が目立たない」と謳っているクリニックもあるようですが、汗腺が取りきれているかどうか、また、本当に効果があるかどうかを確認することをお薦めします。 |
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ダウンタイム | 脇の裏の内出血 | あり (1週間程度日常生活に支障あり) |
再発取り残し | なし | 多い |
脱毛効果 | あり | なし |
術後のクレーム | ほとんどなし | 傷跡が大きく、ダウンタイムも長いためとても多い |
データから当院が第一に考える診療のポイント

本当の効果は3ヶ月後でないとわからない。
過去のデータから、わきが手術・多汗症治療の効果は、3~6か月後ではないとわからないことが、わかっています。
そのため、手術後一時的にわきがや多汗症が止まっている場合もありますので、完治したかどうかは、3~6か月後に判断するとよいでしょう。
他のクリニックなどでは、一時的に治っただけで完治と診断しているクリニックもあるそうです。
初めての手術で、一回で完璧な効果を発揮できるかどうか。
他のクリニックなどで、効果が思わしくなかった場合、「再手術」を行うケースがあるそうです。
しかし、一度手術を行った皮膚は硬くなり、皮膚組織がくっついていますので、汗腺類を掻き出すために必要なカニューレのすべりが悪くなります。「再手術」を行うことは、非常に難しいことです。最初の手術で完璧な効果を出すことが、重要なのです。
超音波+ローラークランプ法は、再発しないように1度の手術で済むように配慮しながらしっかりと手術を行います。
わきが・多汗症チェック
1つでも当てはまる方は、わきが・多汗症にあたる場合があります。
症状が気になる方は専門医にご相談ください。
- 他人から臭いを指摘されたことがある
- 汗をかくと洋服に黄色い汗ジミがつく
- 耳アカは湿っているほうだ
- 両親のどちらか、または両方わきがである
- どちからといえば毛深い方だ
- 肌は脂性である
- ストレスが多いと感じる
- 野菜より、肉に目がない
- 脂っこい食べ物が好きなほうだ
- お酒、タバコは好きなほうだ
- 脱いだ靴下や靴が臭いと感じる
- 汗をかくほうだ
- 緊張したり興奮したりすると汗ばむ

どの季節でもお受けいただけます
超音波+ローラークランプ法は、ダウンタイムが少ない手術で体に負担があまりかからないので、どの季節でもお受けいただける手術です。

小学生、中学生、高校生でもお受けいただけます
共立美容外科の超音波+ローラークランプ法は、切らないで、脇の下に小さな穴を開けて行う手術のため、全身麻酔ではなく、局所麻酔で行うことができ、さらに傷跡もほとんどわからなくなるため、体に負担が少ないです。
また、手術後も包帯で脇をまく必要がないため、小学生や中学生、高校生でもお受けいただくことが可能です。

手術の流れ

共立美容外科技術指導医、磯野医師が超音波+ローラークランプ法をわかりやすく解説します。
※こちらでご紹介する手術の流れは一例になります。患者様のご状態やご年齢等により手順が異なる場合があります。
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Step1 医師によるカウンセリング
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ローラークランプの手術の前に医師による診察をお受けいただきます。
手術方法だけでなく、手術後の脇の傷跡や方法、手術後の圧迫固定などのダウンタイムをご説明しています。
メリットデメリットを分かりやすくお伝えできるよう心掛けています。
カウンセリング前に問診票をご記入いただきますので、わきが手術の気になる点や、脇の匂いに関して、日常生活でお悩みの点など医師にお聞きになられたいことをお書きください。
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Step2 お見積もり
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手術の前に、しっかりとご料金の説明をしっかりとさせて頂いております。
ご料金にご納得いただいてからの手術になります。
無理に治療を勧めることはないのでご安心ください。
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Step3 手術室に入室
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手術室にご移動されましたら、横になっていただきます。
緊張されないようにスタッフが優しくお声がけさせていただいています。
オペ室にはBGMも流れていてリラックスした雰囲気ですよ。
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Step4 麻酔クリームの塗布
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手術室に移動しましたら、脇に麻酔をします。
麻酔はクリームの場合と、注射の場合があります。
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Step5 30分お待ちください
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麻酔クリームを塗った場合、30分ほど麻酔が効くまでお待ちいただきます。
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Step6 麻酔クリームの拭き取り
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麻酔クリームを除去します。
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Step7 超音波
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脇の下に超音波をかけます。
超音波をかけることで、皮下組織の結合をゆるめることができ、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を除去しやすくします。
このひと手間が手術後の効果の大きな差になります。
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Step8 脇の消毒
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感染症を予防するために脇を消毒します。
時間をかけて、しっかりと衛生面に配慮しています。
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Step9 デザイン
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どの範囲までアポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引して除去するか、ペンでデザインします。
このデザインのように広範囲にあてることができるので、アポクリン汗腺やエクリン汗腺をしっかりと除去できます。
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Step10 麻酔の注射
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麻酔の注射をします。痛みが少ないように極細の針で、ゆっくり優しく丁寧に注入します。
共立美容グループには、日本麻酔科学会の専門医、認定医、厚生労働省認定の麻酔科標榜医などが在籍しているので麻酔液もこだわりのあるものを使用しています。
もし、万が一痛みがありましたらおっしゃってくださいね。
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Step11 脇の下に穴を開ける
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脇に小さい穴を開けます。穴の大きさは4mm前後です。
傷跡に配慮するために、できるだけ切開せずに、細いカニューレ(吸引棒)が入るほどの小さい穴を開けます。
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Step12 傷跡保護器具の装着
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アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺をカニューレ(吸引棒)で吸引する場合、カニューレを前後に動かすため、皮膚と吸引棒の摩擦により皮膚が傷ついていしまう場合があります。
それを防ぐために、医療用鵜の傷跡保護器具をわきの下に装着します。
皮膚に開けた穴は非常に小さいです。
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Step13 麻酔液の注入
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吸引する前に、開けた穴から麻酔液を注入し痛みを感じないようにします。
また、麻酔液を注入する事で層を作り、アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引しやすくします。
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Step14 ローラークランプを使用し、汗腺類を吸引
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ローラークランプを挿入します。ローラーで皮膚をカニューレの方に押し当てながら、アポクリン汗腺やエクリン汗腺、皮脂腺を吸引するので、カニューレ単体で吸引するより、多くの汗腺類を吸引することができます。
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Step15 脇の縫合
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穴を開けた個所を、医療用の糸で縫合(ほうごう)します。縫合した糸は、約5日後に抜糸(糸を抜く事)します。
開けた穴の個所は縫合するとほとんど目立たなくなります。
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Step16 手術後の圧迫固定
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わきがの手術後、脇の下は、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺が除去されており、除去された分、脇の下の皮膚はスペースが生じています。
そのため、皮膚離れになっている状態になっているので、皮膚と組織を密着させるために、最低でも3日以上、おおよそ5日程度、脇の下をガードルで固定します。
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Step17 ご帰宅
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お疲れさまでした。
次回は1週間後を目安に検診にいらっしゃってくださいね。
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Step18 術後の抜糸と検診
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術後の経過を拝見させていただくために、手術後1週間を目安に検診にお越しいただいております。
アフターケアをしっかり行っていますよ。
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Step19 検診
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脇の状態を確認させていただいてます。
また、脇の下の穴を開けた個所を縫合した糸を抜糸します。
なにかご不安なことがありましたら、お気軽にご相談下さいね。
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動画で久次米総院長が解説
第1回 なぜワキガは起こるのでしょう
わきがが起こる理由を解説しています。
第2回 わきがか自分自身でチェック
患者様ご自身で、ワキガかどうか、判断できる方法を解説しています。
第3回 わきがのメカニズム
わきがのメカニズムを解説しています。
第4回 超音波+ローラークランプ法
超音波+ローラークランプ法について解説しています。
第5回 超音波+ローラークランプ法 その2
超音波+ローラークランプ法についてより詳しく解説しています。
超音波+ローラークランプ法の概要
施術料金 (概算) |
¥308,000 ・性別・範囲で料金が変わることはありません。 |
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施術時間 | 約30分 |
通院回数 | 1~2回 |
回復までの期間 | 1~2日 |
カウンセリング当日の手術 | 可 |
入院の必要性 | なし |
制限事項 | 手術後1週間の腕稼動制限 |
仕事・外出 | 翌日よりほとんどのケースで可能 |
その他特記事項 | なし |
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
最新の日本美容外科学会 学会長としてのご報告

2019年4月に行われた、第107回日本美容外科学会で共立美容外科・歯科の理事長の久次米秋人が務めました。
2020年は日本美容外科学会が中止となりましたので、2021年時点で最新の美容外科学会になります。
当学会では、2日間にわたり、特別講演やシンポジウムなど30ものプログラムを通して、国内外から参加した登壇者と参加者とが一丸となり、美容医療の発展に寄与しました。
当院としても、移り変わる社会からの美容医療への要求に対して、お応えできるよう日々研鑽(けんさん)を積んでまいります。
学会の様子についてはこちらをご覧ください。
内閣府認定 日本美容医療協会

日本美容医療協会(JAAM)は、内閣府から認定された美容分野の公益社団法人です。
「すべての人に美しくなってほしい」ことを目的としています。
当院の久次米秋人理事長は日本美容医療協会の理事として、皆さまと専門医をつなぐ架け橋になるよう努めています。
当協会は美容分野で唯一、内閣府より公益社団法人の認定を受けています。
様々な科目の専門医が在籍

当院には、様々な科目の専門医が在籍し、当サイトも執筆、監修しています。
例えば、日本形成外科学会が認定する形成外科専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本麻酔科学会が認定する麻酔科専門医、日本抗加齢医学会が認定する専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本救急医学会が認定する救急専門医、日本旅行医学会が認定する認定医、日本禁煙学会が認定する認定指導医です。
様々な科目の専門医や出身者による総合的な医療の上に成り立っているのが、共立美容外科なのです。
定期的な研修や勉強会を開催し、IMCAS(世界皮膚老化会議)などの参加を通じて、医療技術の向上に努めています。学術研究についてはこちらをご覧ください。
医学博士も在籍

当院には、医学博士の新妻 克宜医師が在籍しています。
学会発表などアカデミックな視点からも、美容医療の向上に努めています。
そして、全ての医師が解剖学を学んでいます。
早稲田大学の経営管理研究科と提携

共立美容外科は早稲田大学の経営管理研究科と2017年から2021年現在まで、提携講座を開設しています。
当院のスタッフが、接遇サービスや、おもてなし、どのようなクリニックが選んでいただけるかといった講義を行っております。
また、「真っ当な医療を患者様に丁寧に届ける」という企業理念を崩さないことが大切であるという話もしています。
この理念は、クリニックとして開院以来30年間一貫しています。
当院のサービス向上部門には、早稲田大学大学院のMBAや博士課程のスタッフが複数名在籍し、スタッフの人材育成に努めています。
早稲田大学との提携講座を通じ、患者様にご満足いただけるような接遇サービスの向上に日々、努めています。
「日本美容外科医師会」認定医療機関

「日本美容外科医師会」は、美容外科医が中心となり、美容医学の推進と美容医療の質向上を目的として結成された特定非営利活動法人です。
所属するには、以下の条件を満たしていなければなりません。
・院長は医師会の会員であること
・共済会に加入して三年以上であること
・過去に重大事故(後遺障害3級以上)をおこしていないこと
さらに、以下の審査項目があり、これらも認定への大切なポイントとなります。
・美容外科110番でのクレーム状況
・美容外科への貢献度
・医師としての倫理感
・手数料、更新料の支払状況
これらの審査基準を満たして日本美容医師会に所属しているということは、クリニック選びの重要な指針となるはずです。
また、当院の久次米秋人理事長は、日本美容外科医師会の理事として美容医療を通じて医学の進歩と社会の福利に貢献するよう努めています。
新型コロナウイルス感染症に対する院内の取り組み

厚生労働省対策本部の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解(令和2年3月9日及び3月19日公表)を受けて、院内の備品、施設の消毒管理、外気の取り入れ(換気)、全てのスタッフの体調管理等を行っています。
詳しくは、下記ページをご覧ください。
共立美容外科で受けられるワキガ・多汗症治療
手術に関する諸注意事項 |
・腕、手足がしびれる。 ・腕、手足がむくむ。 ・腕、手足の血色状態が悪い。 |