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小鼻を小さくするボトックス注射

小鼻ボトックスの見出し 鼻翼縮小手術(小鼻縮小手術) 理想的な目と鼻のバランスに

効果やメリットデメリット

小鼻ボトックス

最終更新日:  2022年12月23日

  • 記事:監修医師
    日本美容外科学会認定専門医
    磯野 智崇

  • 監修の磯野医師

小鼻ボトックスについて

鼻を指で押して小さくしている女性

小鼻縮小のボトックス注射は「笑うと鼻が広がるのが気になる」「小鼻縮小をしたいけど切る手術は怖い」などの悩みを持つ方におすすめの美容整形です。

整形のメカニズムとしては、鼻にボトックス注射を打つことで筋肉の動きを抑え、鼻の穴を広がりにくくしたり鼻先を上げたりします。

小鼻縮小のボトックス注射は、小鼻を切開して鼻を小さくする美容整形と比べるとハードルが低い美容整形です。

ただ、効果が一時的になってしまうとところがデメリットという点と、切開する方法に比べると効果が限られてしまうので、しっかりと小鼻を小さくしたいのであれば、小鼻縮小手術の方がおススメです。

効果について

小鼻ボトックスの効果について説明する看護師

小鼻ボトックスの効果は、注射後3日前後で現れ始め1週間程度で安定します。その後、約3~6か月間効果が持続します。

切開法による小鼻縮小手術や糸で小鼻を引き寄せる手術に比べて、持続期間が短いのと、効果が限られるため、小鼻を縮小するためにボトックスを注射しても「効果がない」と思われている方もいらっしゃいます。

ボトックス注射は時間が経つと、効果が弱まるため、小鼻をキープしたいのであれば定期的に注射を打たなければ元に戻ります。

また個人差はありますが、手術に比べると劇的な変化が見込めない可能性があります。

自分がなりたいイメージとボトックスを注射した後の効果のギャップによって、ボトックス注射は「効果なし」と感じてしまう方もいらっしゃいます。

メリット

ボトックスビスタの製品を手に持っているところ

切る手術は怖い人でも挑戦しやすい

ボトックス注射による小鼻縮小は、メスを使わないため美容整形に興味はあるけど、いきなり切るのは怖いという人も行いやすい整形です。

半永久的に効果が持続する切開による方法だと、なりたい鼻の形と違ったり失敗したことで「やらなきゃ良かった」と後悔してしまうと、元に戻すのが難しいケースがあります。

一方、ボトックス注射は、永久的な効果ではないため「自分の鼻が小さくなったらどういう印象になるのか見たい」「お試しで挑戦してみたい」という美容整形が初心者の方も行いやすいメリットがあります。

周りにバレずにできる

ボトックス注射は、整形の後のダウンタイムがほとんどなく、見た目で分かるような傷跡も残らないため家族や職場の人にバレずに小鼻縮小が可能です。

切開法や糸を使用した切らない小鼻縮小では、数日~数ヶ月間腫れや傷跡が残るケースがあるため、手術したのがバレたくないのであればメイクやマスクで隠す必要があります。

家族やパートナーなど、すっぴんを見せないといけない人にも小鼻縮小を知られたくない場合は、ボトックス注射がおすすめです。

ダウンタイムがほとんどない

施術当日からメイクや入浴が可能です。また、注入直後から普段と同じ生活ができ、ダウンタイムがほとんどないため仕事を数日休む必要もありません。

個人差はありますが、まれに腫れや内出血、赤みが出るケースがあります。

しかし1週間程度で自然と目立たなくなりますので、気になるのであればマスクやメイクで隠して過ごしましょう。

切開法や糸を使用した切らない小鼻縮小手術では、入浴が数日できなかったり抜糸しないとメイクができなかったりするため、ダウンタイムの過ごし方に注意が必要です。

周りにバレずにできる

施術当日からメイクや入浴が可能です。また、注入直後から普段と同じ生活ができ、ダウンタイムがほとんどないため仕事を数日休む必要もありません。

個人差はありますが、まれに腫れや内出血、赤みが出るケースがあります。しかし1週間程度で自然と目立たなくなりますので、気になるのであればマスクやメイクで隠して過ごしましょう。

切開法や糸を使用した切らない小鼻縮小手術では、入浴が数日できなかったり抜糸しないとメイクができなかったりするため、ダウンタイムの過ごし方に注意が必要です。

痛みがほとんどない

メスで切ったり糸を入れたりといった手術がなく、注射をするだけなので痛みはほとんどありません。

注入後に、腫れや内出血、赤みによる違和感が出る方がまれにいますが、時間経過とともになくなります。

施術時間が短い

施術時間は、5~10分程度です。また、抜糸などがないため何度も通院する必要もありません。

手軽にできてしまうからこそ、しっかりとメリットとデメリットを理解してから行いましょう。

デメリット

小鼻ボトックスのデメリットを説明する看護師

小鼻効果が3~6か月程度でなくなる

ボトックス注射の効果は永久的ではなく、個人差はありますが長くても半年程度で元に戻ります。

注射するボトックスの量を増やすとより効果を出せる場合もありますが、筋肉の動きを抑えすぎてしまい不自然な表情や鼻の形になるケースがあるため、必要以上にしないようにしましょう。

またボトックスの効果を長持ちさせるためには、注射した部分を圧迫したりマッサージしたりせず、できる限り負担がないように過ごすのが大切です。

トータルで考えると通院時間や費用が大きくなるケースも

小鼻をキープしたいのであれば定期的に注射を打つ必要があります。

そのため、注射をするたびに通院や費用がかかるため、結果的に考えると手術による小鼻を縮小する美容整形よりも時間とお金がかかってしまうケースがあります。

個人差によって劇的な変化が見込めない可能性がある

手術をする方法と比べると、ボトックス注射の小鼻縮小は大きな効果を感じにくい可能性があります。

「もう少し小さくしたかった」「鼻の形がイメージと違う」など、トラブルとならないようにカウンセリングなどで不安を解消しておきましょう。

ポイント

ボトックスが入っている注射器

小鼻ボトックス注射で失敗しないためには、信頼できる医師のいる美容外科で施術をする事が大切です。

ボトックスの事を熟知し、カウンセリングなどでも患者様に寄り添った対応をしてくれる医師に診てもらった方がよいでしょう。

大きな失敗は考えられませんが、万が一仕上がりに気に入らない場合は、基本的には、ボトックス注射の効果が切れるのを待つという対応になります。

これらのデメリットを理解したうえで、施術を受ける事が大切です。

この様な方におすすめです

小鼻ボトックスのポイントを説明するスタッフ
  • 笑うと小鼻が横に広がる
  • 鼻先が下を向いている
  • 手術ほどの効果は期待しない
  • 短期間でもいいから小鼻にしたい
  • メスを使う手術には抵抗がある
  • 初めて美容整形にチャレンジする

ボトックスと共立美容外科

ボトックスはアラガンジャパン社の製剤名です。共立美容外科はアラガンジャパン社より複数回にわたり表彰を受けています。

また、アラガンジャパン社が主催するセミナーや勉強会、トレーニングに積極的に参加しています。

ボトックスのパーティに出席している院長

使用する製剤

並べられているボトックスビスタ

小鼻のボトックス注射に使用する製剤はいろいろとあります。

そもそもボトックスはアラガンジャパン社の製剤名になります。そのため、広くボトックスと言われている製剤は、ボツリヌストキシンの製剤の事を指しています。



小鼻のボトックスに用いる製剤は、大きく5種類あります。

  • ボトックスビスタ®
  • ディスポート
  • リズトックス
  • ニューロノックス
  • コアトックス

5種の特徴と違いをご紹介します。

当院ではリズトックス、ニューロノックス、コアトックスに関しては安全性を重視しているため、取り扱っていません。

製剤 発売会社 認可 こんな方におすすめ
ボトックスビスタ® 日本(アラガン・ジャパン社) 厚生労働省・FDA 安全性を重視する方
ディスポート イギリス(イプセン社) FDA 安全性を重視する方
リズトックス 韓国(ヒューオンス・バイオファーマ社) KFDA 安価で受けたい方
ニューロノックス 韓国(メディトックス) KFDA 安価で受けたい方
コアトックス 韓国(メディトックス) KFDA 安価で受けたい方

■ボトックスビスタ®

日本の厚生労働省やアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)からも製造・販売の認可を得ている製剤です。
日本で唯一厚生労働省から認可を得ています。

世界の施術で多く使われている“世界シェアNO.1”の製剤なので、有効性・安全性を重視する方におすすめです。

■ディスポート

アメリカのFDAから認可を得ている、安全性の高い製剤です。共立美容外科でも10年以上使用していますが、大きなトラブルは報告されていません。

■リズトックス

韓国のヒューオンス・バイオファーマ社が製造販売している製剤です。韓国の厚生労働省にあたるKFDA(韓国食品医療品安全省)の認可も得ています。

■ニューロノックス

韓国のメディトックス社が製造販売している製剤です。韓国の厚生労働省にあたるKFDA(韓国食品医療品安全省)の認可も得ています。安価で受けられるのが特徴です。

■コアトックス

こちらも同じく、韓国のメディトックス社が製造販売している製剤です。韓国の厚生労働省にあたるKFDA(韓国食品医療品安全省)の認可も得ています。

コアトックスはボツリヌストキシンの耐性をつくる「複合タンパク質」を除去するため、繰り返し注入しても効果が落ちにくいといわれています。

注意事項と副作用

  • 注入部位が赤くなることがありますが、数時間でなくなります。
  • 注入部位が内出血する場合があります。1週間程度で分からなくなります。
  • ボトックスの効果は3,4か月を過ぎてから徐々になくなっていくので、3,4か月に1回の注入をお勧めしています。
  • 妊娠中や授乳中の方は受けることはできません。
  • 術中は痛みが伴うため、眠る麻酔での治療になります。笑気麻酔や麻酔クリームでの対応ができません。
ボトックスビスタを希釈しているところ

施術の流れ

小鼻のボトックスの流れをご説明します。

目安の流れになります。患者様のご状態、ご希望により医師の判断で、このページでご説明する流れと若干異なる場合があります。

小鼻ボトックスの流れの見出し
  • Step 1:医師によるカウンセリング

    カウンセラーではなく医師が直接カウンセリングを行います。
    鼻の悩みについてご説明させていただきます。

    小鼻ボトックスのカウンセリング
  • Step 2:麻酔

    麻酔クリームや麻酔テープをご用意してあります。ご希望によりオプションで付けることが可能です。30分程度麻酔が効くまでお待ちいただきます。

    小鼻に麻酔クリームを塗っているところ
  • Step 3:注入

    ボトックスを小鼻周辺に注入します。細い針なのであまり痛みは感じません。
    麻酔クリームを塗っている場合はほとんど、痛みは分かりません。

    小鼻にボトックスを注射しているところ

小鼻ボトックスの料金と概要

手術料金 ¥22,000 
※痛み軽減オプションセットは別途¥11,000
手術時間 10分程度
通院回数 希望に応じて
回復までの期間 針穴、赤みは数時間から1日程度
カウンセリング当日の治療
入院の必要性 なし
制限事項 なし
仕事・外出
その他特記事項 なし

料金に関する詳細が知りたい方

  • 表示料金は目安の金額となります。
  • 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
    いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。

共立美容外科で受けられる鼻の施術

このページの監修・執筆医師

  • 医師 磯野 智崇(いその ともたか)

    医師

    磯野 智崇(いその ともたか)

    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1995年
        聖マリアンナ医科大学 卒業
        1995年
        聖マリアンナ医科大学 形成外科 入局
        1999年
        東大宮総合病院 整形・形成外科入職
        2002年
        共立美容外科 入職
        2009年
        共立美容外科 浜松院院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括副院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会
      日本美容外科学会認定専門医

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共立美容外科

共立美容外科・歯科|小鼻ボトックスのページをご覧の皆様へ

このページは2024年3月に最終確認をしています。
このページでは、小鼻を縮小するボトックス注射のメリットやデメリット、施術の流れについて医師が分かりやすく解説しています。ボトックスは筋肉に働く作用があるので、小鼻を縮小する手術以外にも、シワ治療や脇汗の治療にも使用されています。ボトックスの効果は一時的で数カ月しか持続しないので定期的に注入しなければいけないのがデメリットです。