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エラ・あご・頬骨割れている顎の美容整形

割れている顎の美容整形 割れている顎の美容整形

割れている顎の美容整形

骨切り、プロテーゼ、ヒアルロン酸

骨切り、プロテーゼ
ヒアルロン酸

最終更新日:  2022年12月23日

顎が割れている原因

顎の骨の各部位の図解

顎の骨は凹凸があり、特殊な形をしています。そのため各部位に細かく名前がついています。

顎の裏側の骨を下顎底(かがくてい)といいます。また、下の歯の歯根がはまっている部分を下顎骨歯槽部(かがくこつしそうぶ)といいます。

この画像からわかるように、顎の骨にはオトガイ孔、オトガイ隆起(りゅうき)、オトガイ結節(けっせつ)など「オトガイ」という名称がついている部分が多くあります。

オトガイとは漢字で「頤」と書き、下顎や下顎の先端をさす言葉になります。オトガイ孔は神経や静脈や動脈などが通る場所になります。

オトガイ隆起とオトガイ結節

オトガイ隆起とオトガイ結節

顎の先端の骨は中心が凸の字のように前に盛り上がっていて、その両サイドが凹んでおり、波をうっています。
盛り上がっている部分を「オトガイ隆起」といい、凹んでいる部分の淵のあたりをオトガイ結節と言います。

ヒアルロン酸を注入する場合、オトガイ隆起やオトガイ結節のあたりに注入します。

ピーチ型の顎

ピーチ型の顎

オトガイ結節が発達している場合、顎が果物のピーチ(桃)のような形になります。
顎がピーチ型でお悩みの方の場合も、美容整形を行うことで改善することが可能です。

割れている顎は、「割れ顎」や、言葉が悪いかもしれませんが、「ケツアゴ」とも呼ばれています。

割れている顎の美容整形の方法

施術中の医師とプロテーぜとヒアルロン酸注入を受けている女性

顎が割れている場合、美容整形を行うことで治すことが可能です。

美容整形の方法としては、大きく分けて3つあります。

1つ目が、顎先のオトガイという骨を削る方法、2つめがプロテーゼ(シリコン)を挿入して顎先を出す場合、そして3つ目が、割れている顎の凹みにヒアルロン酸を注入して改善する方法になります。

骨を削る場合やプロテーゼを挿入する場合は、1回で手術は終わりますが、ヒアルロン酸を注入する場合は、ヒアルロン酸が無くなったら定期的に注入する施術を受けなければ、割れている顎の状態に戻ってしまいます。

顎の先端の骨削り

共立式MWO法での顎の先端の骨削りの手順

顎先が割れている場合、割れている部分の両サイドの出ている部分の骨を切るだけで改善することはできますが、綺麗な輪郭を形成する為に当院では、骨を切るのではなく、丁寧に骨を削って、割れている顎を改善すると同時に、顎先がなるべくVラインになるように手術を行います。

手術は共立式MWO法という方法で、どの方向から見ても綺麗な輪郭になるように行います。

手術は全身麻酔になります。

頭蓋骨の模型を使用してDr.浪川が解説

お一人おひとり、顎先の割れ方は異なります。
最適な削り方で、優しい曲線の流れを作りながら丁寧に削ります。

実際にどのように割れている顎先の骨を削るのか、私、共立美容外科の医師の浪川が頭蓋骨の模型を使用して解説します。

頭蓋骨の模型を使用してDr.浪川が解説
  • Step 1

    割れている部分の両サイドの出ている骨から少しづつ、骨削り用の回転やすりを使い分けて、丁寧に削っていきます。

    Step 1 割れている部分の両サイドの骨から削る
  • Step 2

    削った部分と顎先の周囲の骨とが、段差が出ないよう丁寧に削り込みを行い、鏡のように光沢のある表面に仕上げます。

    Step 2 段差が出ないよう丁寧に削り込む
  • Step 3

    顎先をシャープにするために、フェイスラインの張りが出ている、個所も削ります。

    Step 3 張りが出ている個所も削る
  • Step 4

    顎先の下側の部分の顎が割れていて、凸凹している部分も不自然にならないように削ります。

    Step 4 凸凹している部分も不自然にならないように削る

共立式MWO法のエラと顎の骨の削り方を動画で解説

どの方向から見ても綺麗な輪郭になるように削る「共立式MWO法」のエラと顎の骨の削り方を新宿本院の浪川院長が頭蓋骨の模型を実際に削って動画で解説しています。

この動画は、エラ削りの動画なので、顎下全体を削っていますが、割れている顎を治す場合に骨を削る範囲は、顎先が中心となるため、この動画より削る範囲はこの動画より少なくなります。

骨切り術「共立式MWO法」とは

エラ削りとは

共立美容外科では、ただ割れている顎を削るのではなく、どの方角から見ても綺麗に見えるようにする共立式MWO法という方法で骨削りを行っています。

そして美容外科だけでなく、口腔外科や麻酔科と連携したチーム医療で行っています。
CT検査も導入し、3Dを使用し事前にシミレーションしています。

骨を切ったり削ったりする際は、口の中からアプローチするので、傷跡は外からはわかりません。

また、こだわりぬいた医療機器を使用して手術を行っています。

共立式MWO法や使用する医療機器など当院の詳しい輪郭形成術についてはコチラの輪郭形成の総合ページをご覧ください。

輪郭の美しさに関して

卵型

卵型になるように削る

共立式MWO法はただ顔の骨を削るのではなく、目、鼻、口など顔全体のバランスを考えて、卵型になるように顎の骨を削ります。

どの方向からみても綺麗な輪郭にすることができます。

黄金比

黄金比を意識

黄金比という、美しいと言われているバランスの比率があります。

当院では割れている顎を改善する手術を行う場合、この黄金比を意識して鼻との距離や、唇との距離、耳との距離を考えて、顎の骨を削ります。

浪川院長の輪郭形成の骨削りの手術動画

新宿本院の浪川院長の輪郭形成術、共立式MWO法骨削りの手術動画です。

浪川院長にフォーカスして撮影しています。
患者さまは映っていません。

顔全体の骨格を考えて手術を行う

顔全体の骨格を考えて手術を行う

割れている顎の美容整形の手術をする際、医師は手元に目が行きがちで、手術後の顔全体のバランスを考えながら顎の骨を削ることは中々難しいです。

手術中、手元にだけ目がいってしまい、顎の骨だけを削ってしまうと、かえって顎が目立ってしまう場合があります。

そのため、輪郭形成の手術をする際は、綺麗な卵型の輪郭に近づけられるよう、手術後の顔全体のバランスを考えながら丁寧に削ります。

医師自身が、顔全体の骨格を考え手術後の輪郭をイメージして骨を削ることが大切です。
そうする事で前・横・斜め、どの方向から見ても綺麗なバランスのいい仕上がりの輪郭に近づけることが可能です。

共立式MWO法
骨削りで割れた顎を改善する美容整形術の概要

手術料金 【割れている顎先の改善】
■顎先削り
¥660,000~¥880,000
手術時間 60分~120分
通院回数 術後の状態により2~3回
回復までの期間 数日間の腫れ、仕上がりまで3~6ヶ月
カウンセリング当日の治療 不可
入院の必要性 日帰りが基本だが、場合によっては1泊必要な場合もある
制限事項 1週間の禁煙、シャワー翌日から可、入浴は3日後
仕事・外出 2~3日の休みがとれる時期が望ましい
その他特記事項 なし

料金に関する詳細が知りたい方

  • 表示料金は目安の金額となります。
  • 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
    いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。

プロテーゼの挿入

プロテーゼの挿入

プロテーゼを挿入することで、割れている顎を改善することが可能です。

プロテーゼは、口の中の粘膜を切って挿入します。そのため、傷口は他人からはわかりません。

プロテーゼの形は、三日月型をしているので、挿入することで、顎先をシャープにすることができます。

手術は局所麻酔で行うことが可能です。手術時間は、約20~30分程度になります。

医療用のプロテーゼ

医療用のプロテーゼ

プロテーゼは数種類の中から、横幅の大きさ、高さなど患者様の骨格と、なりたい顎先の形に合わせて厳選して使用します。

手術後にずれたり浮いたりしないように、プロテーゼ選びは慎重に行っています。

顎先を高くすることで、割れている顎を改善すると同時に、横顔のEラインも形成することが可能です。

Eライン

日本人が好む横顔

顔を横から見たときに、おでこから鼻にかけて緩やかなS字カーブをしていると美しいと言われています。

また、鼻先と顎の先を結んだ線をEライン(エステティックライン)と呼ばれていますが、このEラインの線上に顎があると美しいと言われています。

顎にプロテーゼを挿入する場合、鼻と唇と顎にかけてのEラインを意識して挿入します。

プロテーゼを挿入するポイント

輪郭の黄金比

輪郭には「黄金比」と言われる美しさを構成する比率があります。

顔全体の黄金比は、この画像の左側のように、「髪の生え際から、鼻の付け根まで(a)」と「鼻の付け根から鼻の底辺まで(b)」と「鼻の底辺から下顎の先端まで(c)」のa,b,cが1:1:1と同じ長さになると美しいと言われています。

また、口回りの黄金比は、この画像の右側のように「鼻の底辺から下唇の底辺まで(d)」と「唇の底辺から下顎の先端まで(e)」のd,eが1:1と同じ長さになると美しいと言われています。

ただ、昨今では、より小顔に見せたいという需要から、dよりeの長さを短くしたいという方が増えています。

顎にプロテーゼを挿入する場合、この点を重視して手術を行います。

顎にプロテーゼを挿入する手術の概要

手術料金 ¥385,000
手術時間 20~30分
通院回数 3回(手術、抜糸、検診)
回復までの期間 2週間~1ヶ月
カウンセリング当日の治療
入院の必要性 なし
制限事項 なし
仕事・外出
その他特記事項 なし

料金に関する詳細が知りたい方

  • 表示料金は目安の金額となります。
  • 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
    いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。

ヒアルロン酸の注入

ヒアルロン酸の注入

顎が割れている場合、中央がへこんでいますが、その凹んでいる部分にヒアルロン酸を注入することで、顎先を出すことが可能です。

顎の骨の上には、骨膜という薄い膜があります。骨膜上に硬いヒアルロン酸を注入することで、皮膚を持ち上げて、顎先を出します。

脂肪を注入する方法もありますが、脂肪はヒアルロン酸に比べ弾力が弱いため、皮膚を持ち上げられないので、当院では行っていません。

日本美容外科学会専門医の磯野分院院長が動画で解説

顎にヒアルロン酸を注入する施術を実際に自身が行った症例を基に、日本美容外科学会専門医の磯野分院院長が動画で解説しています。

20代の方に、ジュビダームビスタボリューマXCを注入しました。

動画では、デザイン、麻酔クリーム、注入方法、術後の内出血の程度などがご確認いただけます。

ヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸の種類

共立美容外科では、顎にヒアルロン酸を注入する場合、

・CLEVIEL(クレビエル)
・VOLUMA XC(ボリューマ エックスシー)

の2つの種類より、ご希望のヒアルロン酸をお選びいただき注入できます。

注入したヒアルロン酸は個人差はありますが、12~24か月かけて徐々に体に吸収されていきます。

顎先へのヒアルロン酸注入は詳しくは下記ページをご覧ください。

≫ 顎先へのヒアルロン酸注入

顎の美容整形(ヒアルロン酸)の料金と概要

料金 ◆クレビエル・コントア ¥88,000
(12か月~15か月程度、持続されるように製造されています)

◆ジュビダームビスタ ボリューマ XC ¥143,000
(24か月程度、持続されるように製造されています)
治療時間 約10分
通院回数 1回
回復までの期間 針穴、赤みは1日程度
カウンセリング当日の治療
入院の必要性 なし
制限事項 なし
仕事・外出
その他特記事項 なし

料金に関する詳細が知りたい方

  • 表示料金は目安の金額となります。
  • 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
    いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。

共立美容外科で受けられるエラ・あご・頬骨の美容整形の施術

このページの監修・執筆医師

  • 医師 浪川 浩明(なみかわ ひろあき)

    医師

    浪川 浩明(なみかわ ひろあき)

    日本美容外科学会認定専門医

    • 略歴

      • 1991年
        帝京大学医学部医学科 卒業
        1991年
        東京厚生年金病院 形成外科入局
        2006年
        共立美容外科・歯科 入局
        2009年
        共立美容外科・歯科 新宿本院院長就任
        2009年
        共立美容グループ 副院長就任
        2020年
        共立美容グループ 総括院長就任
    • 主な加盟団体

      日本美容外科学会会員
      日本美容外科学会認定専門医
      日本形成外科学会会員
      日本顎顔面外科学会会員
      日本手の外科学会会員
      日本マイクロサージャリー学会会員
      日本職業・災害医学会会員

当院は医療広告ガイドラインを遵守しています。

共立美容外科

共立美容外科・歯科|割れ顎やケツアゴを治す美容整形のページをご覧の皆様へ

このページは2024年4月に最終確認をしています。
このページでは、割れている顎を改善する美容整形の手術方法について解説いただけます。割れている顎は、「割れ顎」「ケツアゴ」とも呼ばれています。顎先の割れている部分の骨を削ったり、プロテーゼを挿入し、割れている部分を覆ったり、凹んでいる部分にヒアルロン酸を注入することで、割れ顎を改善することができます。