バッグ式豊胸術
治療の流れ
1. カウンセリング・検査
一人一人に適した手術を行なうため、身体の約20数項目のデータを細かくチェックします。
ご希望に応じて、バッグや手術方法を相談の上決定します。
事前に、血液検査を行い、健康状態を診ます。
手術前に、必ずカウンセリングと検査を受けていただきます。カウンセリングでは、現状の胸のチェックはもちろん、胸郭、身長、体重など、全身の約20数項目のデータをくわしく調べます。これをベースに、ご希望に合わせて適したバッグや手術法を患者様と一緒に決めていきます。
そして、手術方法や術後の経過を説明後、血液検査を受けていただき、患者様の健康状態を調べ、万全の体制を整えていきます。(患者様の既往歴や健康状態によって、血液検査の他に、レントゲン検査、心電図検査、尿検査を行う場合もございます。)

2. 豊胸手術・インプラントの種類
安全性や触り心地、形など、様々なバッグの中から選択
人工乳腺である「インプラント」を挿入し、胸を大きくしていきます。この人工乳腺は、丈夫なシリコン製のもので、液状もしくはジェル状の内容物を包み、「バッグ」とも呼ばれています。現在、日本では、数種類のバッグが使用可能で、内容物により3種類、表面によって2種類、合計6種類に分類されます。

3. 豊胸手術 胸にインプラントを挿入する2種類の方法
大胸筋下法と乳腺下法 傷はワキの下3〜4cm、ほとんど目立ちません。
大胸筋下法(筋膜下法) | 乳腺下法 | |
位置 | ![]() |
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メリット | 乳腺や皮下脂肪が薄く、バッグのシルエットが出やすい方に向いています。 | 痛みが少なく、ある程度乳腺の厚みのある方なら、より自然なシルエットに。 |
適応 | いわゆる「ペチャパイ」の方に向いています。 | 「子育て」や年齢のために「垂れ下がってしまった」方に向いています。 |
留意点 | 手術後、約1週間位は筋肉痛のような痛みを伴う。胸の谷間が乳腺下より広い。 | 乳腺や皮下脂肪が薄い方に入れると、バッグのシルエットが出てしまうことも。 |
インプラントは、ワキの下から胸部に挿入します。乳腺の下層には「大胸筋」という筋肉があり、さらに、その下には小胸筋とろっ骨になっていますが、症状に応じて、乳腺の下に入れる方法と、大胸筋の下に入れる方法の2つがあります。まったく乳腺がない、いわゆるペチャパイの方には、インプラントを大胸筋の下層に入れる方法をお勧めします。
一方、ある程度乳腺にボリュームのある方や、 子育てや年齢のために乳房が垂れ下がってしまった方には、大胸筋の上層、つまり乳腺下に挿入する「乳腺下法」がよいでしょう。2〜3あるスポットの中から、本人の胸の形に合わせて挿入法を提案しております。
また、痛くないからといって、乳腺下に入れることはおすすめしておりません。
※あくまでもひとつの指標で、実際には患者さん一人一人の胸部の解剖学的な違いを考慮し、決定していきます。そのために手術前のカウンセリングや検査は欠かせないものなのです。
4. 豊胸手術 麻酔について
痛みがなく、安全な麻酔法
全身麻酔あるいはリラックス麻酔を併用。
眠っている間に手術は終了し、術中に痛みを感じることは全くありません。
共立美容外科では、全身麻酔あるいはリラックス麻酔を併用して行います。麻酔方法の選択は、主治医もしくは麻酔科医の判断によりますが、どちらの麻酔方法であっても、眠っている間に手術は終わります。術中に痛みを感じることは全くありません。
※術中に、サイズが確認できるクリニックがあるようですが、麻酔のかかった状態で正しい判断ができるかどうかが、ポイントになります。

5. 術後の経過について
万全のアフターケア体制で、患者様をメンタル面・フィジカル面でサポート
痛み
術後24時間から48時間は、比較的に強い痛みを感じることが多いようです。特にインプラントを大胸筋下に挿入した場合、乳腺下に挿入した場合に比べ、痛みがやや強い傾向にあります。痛み具合によっては、内服薬や座薬を処方します。
仕事は?
胸部は3日から約1週間程度、強めの「圧迫」を行います。これは血腫形成を予防するためのものです。事務系の仕事であれば、2〜3日で復帰可能なことが多いようです。インプラントの挿入口であるワキの下の創部の抜糸は、約1週間後を予定しています。
マッサージについて
現在、表面に小さな凸凹をつけたテクスチャータイプのインプラントが主流で、この場合、マッサージは不要です。以前は、マッサージをしないと、約20〜25%の確率でバッグが硬くなってしまいましたが、改良された今は約1.8%と、低くなりました。
アフターケアについて
共立美容外科では、術後1年間の無料検診を実施しています。術後半年間は、月1回の定期健診、半年〜1年の間は2ヶ月に1回経過観察のため来院していただきます。また、術後の乳ガン検診も提携医院で行なっております。詳しくは、各医院までお問い合わせ下さい。
最新の日本美容外科学会 学会長としてのご報告

2019年4月に行われた、第107回日本美容外科学会で共立美容外科・歯科の理事長の久次米秋人が務めました。
2020年は日本美容外科学会が中止となりましたので、2021年時点で最新の美容外科学会になります。
当学会では、2日間にわたり、特別講演やシンポジウムなど30ものプログラムを通して、国内外から参加した登壇者と参加者とが一丸となり、美容医療の発展に寄与しました。
当院としても、移り変わる社会からの美容医療への要求に対して、お応えできるよう日々研鑽(けんさん)を積んでまいります。
また、第109回日本美容外科学会は2021年5月26日、27日を予定しています。
学会の様子についてはこちらをご覧ください。
内閣府認定 日本美容医療協会

日本美容医療協会(JAAM)は、内閣府から認定された美容分野の公益社団法人です。
「すべての人に美しくなってほしい」ことを目的としています。
当院の久次米秋人理事長と、野本俊一医師は日本美容医療協会の理事として、皆さまと専門医をつなぐ架け橋になるよう努めています。
当協会は美容分野で唯一、内閣府より公益社団法人の認定を受けています。
様々な科目の専門医が在籍

当院には、様々な科目の専門医が在籍し、当サイトも執筆、監修しています。
例えば、日本形成外科学会が認定する形成外科専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本麻酔科学会が認定する麻酔科専門医、日本脳神経外科学会が認定する脳神経外科専門医、日本抗加齢医学会が認定する専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本救急医学会が認定する救急専門医、日本旅行医学会が認定する認定医、日本禁煙学会が認定する認定指導医です。
また、日本美容医療協会理事で厚生労働省認定臨床研修指導医でもある日本医科大学付属病院の野本俊一が在籍しています。
様々な科目の専門医や出身者による総合的な医療の上に成り立っているのが、共立美容外科なのです。
定期的な研修や勉強会を開催し、IMCAS(世界皮膚老化会議)などの参加を通じて、医療技術の向上に努めています。学術研究についてはこちらをご覧ください。
医学博士も在籍

当院には、医学博士の新妻 克宜医師が在籍しています。
学会発表などアカデミックな視点からも、美容医療の向上に努めています。
そして、全ての医師が解剖学を学んでいます。
早稲田大学の経営管理研究科と提携

共立美容外科は早稲田大学の経営管理研究科と2017年から2021年現在まで、提携講座を開設しています。
当院のスタッフが、接遇サービスや、おもてなし、どのようなクリニックが選んでいただけるかといった講義を行っております。
また、「真っ当な医療を患者様に丁寧に届ける」という企業理念を崩さないことが大切であるという話もしています。
この理念は、クリニックとして開院以来30年間一貫しています。
当院のサービス向上部門には、早稲田大学大学院のMBAや博士課程のスタッフが複数名在籍し、スタッフの人材育成に努めています。
早稲田大学との提携講座を通じ、患者様にご満足いただけるような接遇サービスの向上に日々、努めています。
「日本美容外科医師会」認定医療機関

「日本美容外科医師会」は、美容外科医が中心となり、美容医学の推進と美容医療の質向上を目的として結成された特定非営利活動法人です。
所属するには、以下の条件を満たしていなければなりません。
・院長は医師会の会員であること
・共済会に加入して三年以上であること
・過去に重大事故(後遺障害3級以上)をおこしていないこと
さらに、以下の審査項目があり、これらも認定への大切なポイントとなります。
・美容外科110番でのクレーム状況
・美容外科への貢献度
・医師としての倫理感
・手数料、更新料の支払状況
これらの審査基準を満たして日本美容医師会に所属しているということは、クリニック選びの重要な指針となるはずです。
また、当院の久次米秋人理事長は、日本美容外科医師会の理事として美容医療を通じて医学の進歩と社会の福利に貢献するよう努めています。
新型コロナウイルス感染症に対する院内の取り組み

厚生労働省対策本部の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解(令和2年3月9日及び3月19日公表)を受けて、院内の備品、施設の消毒管理、外気の取り入れ(換気)、全てのスタッフの体調管理等を行っています。
詳しくは、下記ページをご覧ください。
共立美容外科で受けられる豊胸・胸の施術
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胸を大きくする(脂肪注入)
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胸を大きくする(ヒアルロン酸)
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胸を大きくする(バッグ式)
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胸が垂れてきた
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乳首の悩み