ビタミンC
イオン導入
イオン導入

イオン導入とは、電気の力を利用してビタミンC誘導体などを皮下(真皮層)へ浸透させる治療方法です。

イオン導入の治療にはイオン導入機を使用します。肝斑や色素沈着、毛穴などの肌の治療をすることができます。
イオン導入はこのような方に向いています

- 肝斑を治したい
- 色素沈着を治したい
- ニキビ跡の赤みを治したい
イオン導入の仕組みを解説

イオン導入の仕組みを簡単に説明します。
イオン導入の仕組みを簡単に説明します。

皮膚は表面から、角質層、顆粒層(かりゅうそう)、表皮、基底層、真皮、皮下組織といった層に分かれています。
角質層と顆粒層の間には電気の膜があります。この電気の膜がバリア機能を持っていて、外部からの汚れや異物が入らないように皮膚を保護しています。
そのため、肌に美容成分を塗布しても角質層やより先の表皮や真皮層には成分が浸透しづらくなっています。
シートパックをパック

ビタミンC誘導体などの水溶液を含んだシートパックを皮膚表面に置いてパックします。
電極をシートパックに設置

シートパックにイオン導入機の電極を複数個所設置します。
イオン導入機のスイッチを入れる

イオン導入機のスイッチを入れ、微弱な電流を流します。
微弱な電流を流すと、角質層と顆粒層が中性に傾き、角質層と顆粒層の間にあるバリア機能が弱まります。
水溶液が皮下に浸透

シートパックにマイナスの電流が流れると、シートパックに浸み込んでいるマイナスイオンを帯びたビタミンC誘導体などの水溶液が、マイナスの電流と反発して、皮下に浸透していきます。
肝斑や色素沈着まで浸透

ビタミンC誘導体などの水溶液は真皮にまで浸透し、肝斑やニキビ跡の赤み、色素沈着まで到達し、肌のお悩みを改善します。
※効果には個人差があります。
ニキビ跡の赤み、色素沈着

ニキビ跡や湿疹などによって肌が炎症し、肌を守ろうとしてメラニンが活性化して、炎症が治った後に表皮から真皮にかけて現れるしみを炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)といいます。
ターンオーバーに時間がかかる真皮にも残ってしまうので、消えづらい事も特徴です。紫外線に当たると濃くなってしまいます。
ビタミンC誘導体をイオン導入

ビタミンC(アスコルビン酸)は、皮膚などの結合組織を構成する、タンパク質の合成に必要なビタミンです。そして、ビタミンCは、肌のターンオーバーを正常化する作用があると言われています。
ビタミンCを真皮に届けることで、ニキビ跡の赤みや炎症後の色素沈着を目立たなくすることができます。
フォトフェイシャルやピーリングなどと併用して行うとより肌の改善に導きやすいため、併用治療をお勧めしています。
ただし、効果には個人差があります。
肝斑

肝臓の形に似ているので、肝斑(かんぱん)と呼ばれます。肝斑は左右対称に現れることが特徴です。 30代後半ごろから濃くなってきます。
女性ホルモン、特にエストロゲン(卵胞ホルモン)と関係しているといわれています。そのため、閉経するとよくなる場合があります。ホルモンバランスが崩れると肝斑が出てしまう場合があります。
また、こすったり、たたいたりするなど刺激を与えてしまうと濃くなるので、化粧や洗顔をする際は優しく肌に触れるなど注意が必要です。紫外線に当たると濃くなってしまいます。
併用治療

イオン導入を行う場合、ピコレーザー(ピコドリーム)やYAGレーザー(スペクトラレーザー、メドライトC6)、フォトフェイシャル、イーライトなどの美容マシンやマッサージピール(PRX-T33)などのピーリングで、角質や毛穴の汚れを落としてから行うと、よりビタミンC誘導体が浸透しやすくなります。
イオン導入の料金と概要
施術料金 | 1回 ¥3,300 ※オプションの種類により異なります。 |
---|---|
治療時間 | 15分〜 |
通院回数 | 希望に応じて |
カウンセリング当日の治療 | 可 |
入院の必要性 | なし |
制限事項 | なし |
仕事・外出 | 可能 |
その他特記事項 | 化粧は直後より可 |
- 表示料金は目安の金額となります。
- 術後のアフターフォローもしっかりしております。追加料金は一切かかりません。
いつでもご遠慮なく、担当医にご相談ください。
最新の日本美容外科学会 学会長としてのご報告

2019年4月に行われた、第107回日本美容外科学会で共立美容外科・歯科の理事長の久次米秋人が務めました。
2020年は日本美容外科学会が中止となりましたので、2021年時点で最新の美容外科学会になります。
当学会では、2日間にわたり、特別講演やシンポジウムなど30ものプログラムを通して、国内外から参加した登壇者と参加者とが一丸となり、美容医療の発展に寄与しました。
当院としても、移り変わる社会からの美容医療への要求に対して、お応えできるよう日々研鑽(けんさん)を積んでまいります。
また、第109回日本美容外科学会は2021年5月26日、27日を予定しています。
学会の様子についてはこちらをご覧ください。
内閣府認定 日本美容医療協会

日本美容医療協会(JAAM)は、内閣府から認定された美容分野の公益社団法人です。
「すべての人に美しくなってほしい」ことを目的としています。
当院の久次米秋人理事長と、野本俊一医師は日本美容医療協会の理事として、皆さまと専門医をつなぐ架け橋になるよう努めています。
当協会は美容分野で唯一、内閣府より公益社団法人の認定を受けています。
様々な科目の専門医が在籍

当院には、様々な科目の専門医が在籍し、当サイトも執筆、監修しています。
例えば、日本形成外科学会が認定する形成外科専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本麻酔科学会が認定する麻酔科専門医、日本脳神経外科学会が認定する脳神経外科専門医、日本抗加齢医学会が認定する専門医、日本外科学会が認定する外科専門医、日本救急医学会が認定する救急専門医、日本旅行医学会が認定する認定医、日本禁煙学会が認定する認定指導医です。
また、日本美容医療協会理事で厚生労働省認定臨床研修指導医でもある日本医科大学付属病院の野本俊一が在籍しています。
様々な科目の専門医や出身者による総合的な医療の上に成り立っているのが、共立美容外科なのです。
定期的な研修や勉強会を開催し、IMCAS(世界皮膚老化会議)などの参加を通じて、医療技術の向上に努めています。学術研究についてはこちらをご覧ください。
医学博士も在籍

当院には、医学博士の新妻 克宜医師が在籍しています。
学会発表などアカデミックな視点からも、美容医療の向上に努めています。
そして、全ての医師が解剖学を学んでいます。
早稲田大学の経営管理研究科と提携

共立美容外科は早稲田大学の経営管理研究科と2017年から2021年現在まで、提携講座を開設しています。
当院のスタッフが、接遇サービスや、おもてなし、どのようなクリニックが選んでいただけるかといった講義を行っております。
また、「真っ当な医療を患者様に丁寧に届ける」という企業理念を崩さないことが大切であるという話もしています。
この理念は、クリニックとして開院以来30年間一貫しています。
当院のサービス向上部門には、早稲田大学大学院のMBAや博士課程のスタッフが複数名在籍し、スタッフの人材育成に努めています。
早稲田大学との提携講座を通じ、患者様にご満足いただけるような接遇サービスの向上に日々、努めています。
「日本美容外科医師会」認定医療機関

「日本美容外科医師会」は、美容外科医が中心となり、美容医学の推進と美容医療の質向上を目的として結成された特定非営利活動法人です。
所属するには、以下の条件を満たしていなければなりません。
・院長は医師会の会員であること
・共済会に加入して三年以上であること
・過去に重大事故(後遺障害3級以上)をおこしていないこと
さらに、以下の審査項目があり、これらも認定への大切なポイントとなります。
・美容外科110番でのクレーム状況
・美容外科への貢献度
・医師としての倫理感
・手数料、更新料の支払状況
これらの審査基準を満たして日本美容医師会に所属しているということは、クリニック選びの重要な指針となるはずです。
また、当院の久次米秋人理事長は、日本美容外科医師会の理事として美容医療を通じて医学の進歩と社会の福利に貢献するよう努めています。
新型コロナウイルス感染症に対する院内の取り組み

厚生労働省対策本部の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解(令和2年3月9日及び3月19日公表)を受けて、院内の備品、施設の消毒管理、外気の取り入れ(換気)、全てのスタッフの体調管理等を行っています。
詳しくは、下記ページをご覧ください。
お肌のメニュー
共立美容外科で受けられるニキビ・ニキビ跡の施術
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ニキビを治す
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ニキビ跡の修復
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ニキビ痕(色素沈着や赤み)の修復